いつものように、ごはんを食べさせてから、お散歩をすませて
午後7時半ごろサークルに入れました。
それから用事を終わらせてから2時間後部屋に戻ると、
サークルの中でマルちゃんがぼう然とした様子で
うつろな目で私を見上げています。
クリームイエローの敷物は、あちらこちら真っ赤に染まり
口で外そうとしたのか、かろうじて片方の脚にオムツが
ひっかかっていました。
オムツの表面まで赤い色がにじみ出し、片方の脚から
オムツを抜いてやると、血がしたたり落ちて
オムツがずっしりと重たくなっていました。
あわてて動物病院に運びました。
止血剤を注射して、翌日もう一度同じ注射を打ちました。
「肛門周辺には血管が多く、手術の際にも多量の出血を伴い
簡単な手術ではありません」
とおっしゃられた先生の言葉を思い出しました。
検査の結果を見てマルちゃんは手術をする予定です。